5年前の私

しばらく更新しない間に、新しい年2022年になりました。

5年前の今頃は、抗がん剤治療の最終段階で、手術まであと一歩というところまで治療を進めていました。

抗がん剤には聞いていたほどの副作用はなかった私ですが、この治療が三か月以上も続いていたこの時は、さすがに体が疲れていました。水を飲んでも変な味がして、ほとんど何も口にできなくなっていました。この味覚の変化が、私にとっては副作用の中で一番つらいものでした。

あれから5年・・・ 当時は手術後5年生きることを最初の目標にしていたので、それをクリアできた今、生かされていることに心から感謝しています。

再々発の兆候も見えていないので、これからもまだまだ生きられると思っています。

ところで私は、昨年の大晦日の前日、12月30日に、三回目のコロナワクチンを接種しました。

一回目と二回目は昨年春に接種しましたが、副作用があったという人も多かった中、私はなんともなかったんですね。だから今回三回目も余裕だと思っていたのに・・・かねてから体調がよくなかったところに接種したからでしょうか、夜になると熱が出て体がガタガタ震えるようになりました。寒くもないのに体が震えるなんて、人生初体験でした。結局この年末年始は病院に三泊もしてしまうことになりました。

今ではすっかり元気になり、このブログを書いています。

さて、通常は、がんの治療が終わり、5年無事に過ぎると寛解ということになるそうです。ただ、乳がんだけはなかなかその通りとはいかず、何十年経って突然の再発、再々発ということもあるそうですが、一応、この5年経過を記念して、私の闘病記をまとめた電子書籍を出そうかと思っています。

その中には、このブログでは書けないこと、私の秘蔵写真も載せてみようかと計画しています。まだ執筆中なので、いつ完成するとも明言できませんが、出版のあかつきには、ここでお知らせします。どなたにも簡単に手に取っていただけるようなものにしたいと思います。

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